映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」←ラスト3分間が極限状態でドキドキさせられました

あらすじ

建築家:森谷帝二からパーティの招待を受けた主人公(工藤新一)。
どう考えても行くことが不可能なので代理人を立てて江戸川コナンとしての姿でパーティについて行くことになる。

後日、工藤新一宛に爆破予告が来て無事に阻止することが出来たが爆弾事件はそれだけでは終わらなかった!

探偵コナン 時計じかけの摩天楼の感想(ネタバレなし)

劇場版1作目の作品です。

実といえばかなり前にこの映画見たことあります。
多分1作目の時点では未成年向けの作品だと思いますが今見ても普通に楽しめました!

中盤まではイマイチ盛り上がりに欠けるなと思いつつ見ているとそこからはどんどんテンポが加速していきます。
あっという間に時間が過ぎていきました。

純粋な推理系作品で終わるのではなく恋愛要素もあったのでカップルで見るのもいいかもしれません。
特に最後のシーンはカップルという立場で見たら色々考えさせられるものがあります。

評価
脚本
(4.5)
音響
(4.0)
表現・演技
(3.5)
面白さ
(4.5)
表現・演技の理由:低予算だったのか作画が一部微妙な箇所がありました。それでも1作目としては十分なクオリティなので個人的には星4にしたいところです。

探偵コナン 時計じかけの摩天楼最大の魅力

今回は爆弾を中心に広げられる映画です。特に後半はドキドキハラハラさせられました。
爆弾と聞くといくつか定番があるのですが予想の遥か上をいくアイデアばかりで感嘆しました。

当然、ご都合主義があるのですがある意味でそれこそが名探偵コナンの魅力の一つです。
とは言っても大幅にリアリティを無視しているわけではなく、ある種のギャグなのかもしれませんね。

コナン君ばかりでなく他のキャラクターにもフォーカスが当たっていたのも良かったです。

印象深かったところについて考察・解説

時計型麻酔銃を使いすぎ

引用元:WOWOWプライム「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」
(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS

コナン「いつものようにこの時計型麻酔銃で…またおっちゃんには眠ってもらうか」
保護者である私立探偵:毛利小五郎はいつも的外れな推理をしてしまうのですが
そんな時は時計型麻酔銃で眠らせて蝶ネクタイ型変声機を使って代わりに推理をします。

ん…?いつも?

この映画が公開されたのは1997年の4月です。それまでにテレビアニメでは約50話放送されているので
時計型麻酔銃を相当な数使われていることになりますw

射撃精度も中々のもので呼吸するかの如く手慣れた感じで使っているのも注目ポイントの一つです。

分かりやすいフラグ

引用元:WOWOWプライム「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」
(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS

電車が発車するギリギリで乗り込んだ歩美・元太・光彦の3人。

光彦「ギリギリ間に合いましたね
歩美「今日はついてる日なのよ

全然ついてないんだよなぁ

息切れしながら乗車に間に合ったことを喜ぶのですがこれがフラグとなったのか、この後大きな騒動に巻き込まれることになります。
少年探偵団である彼らが今回活躍することはないだろうと思っていたのですが思わぬ形で登場することに…。

後ろのポスターにLUCKYと書いてあるのも皮肉が効いていて面白いです。

盗み・破壊何でもありの探偵

引用元:WOWOWプライム「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」
(C)1997 青山剛昌/小学館・読売テレビ・ユニバーサル ミュージック・小学館プロダクション・TMS

爆弾を追跡するために
「坊やちょっと自転車借りるよ」
自販機でジュースを購入中の少年の自転車を盗んで爆弾を追跡するシーンです。

借りるよ←盗むよの間違いでは?

しかもここのシーンだけでも道路交通法違反・窃盗・車の事故などが起こっています。
ちなみに少年の自転車がこの後どうなったのかは察して下さい。

探偵コナン 時計じかけの摩天楼という作品に触れて感じたこと

今でこそ圧倒的な興行収入を誇る劇場版名探偵コナンシリーズですがこの時点でも伸びるだろうと直感的に思わせる切片はありました。

ストーリー自体も複雑になり過ぎず名探偵コナンを知らない人でも十分に楽しめる作品になっています。

フィクション作品において現実と架空の線引きというものは難しいものです。なぜなら受け手の価値観によって大きく評価が変わるからです。
特に推理系だと余計にリアリティを要求されるので尚更かもしれません。

例えば超能力を使って相手の思考を読み取ればあっという間に事件を解決出来ますがファンタジーの域になってしまいます。
そういった意味では阿笠博士の発明品を駆使して事件を解決に導くスタイルは理にかなっています。