
もうすぐ年末年始ですね。我が家には紙の書籍が沢山あります。
電子化して捨てたいなと思いつつもスキャナが高いので放置状態…。
今は電子書籍が普及してスマホで気軽に本を楽しむことが出来ます。
目次
私がiPhoneで電子書籍を読んでいる理由
- いつでもどこでも楽な姿勢で読むことが出来る
- 本自体の重量が無い
- わざわざ持ち運ぶ必要がない
このような理由があって紙の書籍はそもそも読むことすらしてないです。
一時期は代行業者による自炊代行サービス(PDF化)が話題になりましたが色々な事情につき今ではほとんど存在しません。
あったとしても場所(機材)を貸すだけのサービスです。
そこで今では専用スキャナを使って自炊するしかありません。
労力を考えると最初から電子書籍で買うのが一番賢い選択肢ですがメリットとデメリットがあります。
電子書籍ストアのメリット・デメリット
- 文字検索が可能
- イラストや文字が綺麗
- 最初から電子化されている
- 手に入るのは本を読む権利だけ
- 電子書籍ストアに無い本もある
本の一部 or 数冊程度なら普通にスマホカメラを使うだけで事足りるのですが10冊以上となると流石に面倒かつ効率がイマイチです。
1.Aスマホ専用スタンド(SnapLite)を使ってスキャンする
以前からこの製品の存在は知っていましたがその頃は手が出しにくい価格でした。
ところがスキャナーを買おうと思って久しぶりに見てみるとお手頃価格になっていました。
- ライトのおかげで光量が一定かつ影対策が出来る
- 普段はデスクライトとして使うことが出来る
- 手元に撮影ボタンがある
1.B積み重ね棚を使ってスキャンする
「SnapLiteは高すぎるよ…」と感じる人もいると思います。
その場合は面がスケスケになっている積み重ね棚を使えばOKです。100円ショップでも売られているというのが肝で入手性にも優れています。
ただ、撮影する時はスマホ本体に触れる必要があるので自動撮影対応のスキャナーアプリを使うor無線のシャッターを別途購入するのがベストかもしれません。
スマートウォッチ(Apple Watch)を持っている人はカメラアプリを使って遠隔でシャッターを切ることが可能です。
積み重ね棚を使うメリット
- 安い
- 邪魔になったらすぐに片付けることが出来る
- 水平状態になるので安定する
大前提として面が板だと撮影出来ません。
スキャンしたい本のサイズによっては棚の寸法をはみ出すことがあるので棚を選ぶ時は寸法に注意する必要があります。
2.A完全非破壊スキャン
原理は単純で本を開いて上から透明な板を押し当てるだけです。
一応既製品はあるのですが元々ニッチな製品ということもあって価格がとても高かったです。
ということで自作する方法を考えてみます。
作るのは簡単で厚さ2mm以上のアクリル板にハンドルを付けます。
このままだと映り込みがあるかもしれないので反射防止フィルムを買うか最初から低反射(ノングレア)加工してあるアクリル板を買って下さい。
ちなみに私が試行錯誤した結果
- 光源の位置を変える
- 室内の電灯を消す
この二つの工夫で映り込みを消すことが出来ました。
2.B分解スキャン
文庫本や漫画などのコンパクトかつページ数が多い本は分解した方が綺麗にスキャン出来る可能性が高いです。
非破壊スキャンと違ってページ送りが楽になるメリットがあります。
1.本の背表紙をアイロンorホットプレートで加熱
本を直接当てたくない人はあて布やキッチンペーパーを間に挟むと大丈夫です。
2.表紙と本を完全に分離
この状態だとまだ糊がついているのでキッチンペーパーなどで除去します。
3.1ページずつ完全にバラバラになったかどうか確認
まだ糊がついているとページとページが分離出来ないので実際にチェックする必要があります。
本の状態によってはもう1回加熱した方がいいかもしれません。
最後に
ここまで読んでみて如何でしたか?
あとはPCなどに保存するだけで終わりです。当たり前ですがスキャンしたデータは個人利用の範囲で活用して下さい。
SnapLiteを使わない場合は木の板や工作マットにペンなどで基準点を設けると作業がやりやすくなります。